佐々木依里さんと森の中で過ごした2日間のリトリート

2021/02/13

2020年11月に瞑想指導者の佐々木依里さんを招き、開催したリトリート「Jorney into my own in woods -体と心と魂を繋げるリトリート-」は、とても濃厚でしあわせと愛と輝きに満ちあふれた時間となりました。

出逢うべくして出逢い、引き寄せあった12人の参加者と講師とスタッフ。ここでの出逢いと記憶は大切な宝物です。

 

ここでは、長いこと私の中で大切に味わっていた2日間のリトリートを、その企画の段階から振り返っていきます。

 

リトリートの始まり

佐々木依里さんを呼んでリトリートがしたい」と唐突に閃いたのは2020年の9月。野沢温泉への移住、そして出産してからも2年が経ったとき。閃いてすぐに、イメージしているリトリートを簡単な箇条書きと写真で作った企画書のようなものと、想いを依里さんに連絡。正直、返事がくること自体期待していなくて、それでもリトリートをしているイメージは自分の中に確実にあった。次なる楽しみにソワソワしながらも、すぐに依里さんから来た返事は「やりたい!」。そこからイメージを形にすべく、内容を創り上げていく過程でも、リトリートやイベントの企画経験がない私を依里さんとHidamariの瞳ちゃんがたくさんのアドバイスをくれて全面的にサポートをしてくれた。そうして出来上がったのが、「Journey into my own in woods」

企画当初は、私の移住先でもある野沢温泉で開催する予定だったのが、リトリート時期が秋から冬に季節が移り変わるタイミングだったこともあり、雪の積もらない場所での開催に変更することに。そこで真っ先に浮かんだのが、私のもう一つのホームである長野県・安曇野のシャンティクティ

シャンティクティは、パーマカルチャーの実践や自家採取で種取りした種を蒔いて自然農で野菜を育てるなど、農的で持続可能な暮らしをしているゲストハウス。オーナーのけんじー(けんじーのじーはヒンドゥー語で○○さんの意味)と朋子さんは愛情豊かで、ふたりと同じ空間にいるだけでリラックスできる、そんなあたたかで飾らない空間を創り出している。

場所と内容も決まっていく中、企画の段階でたくさんの愛に触れたリトリートは、お申し込み開始から3時間でsold out。キャンセルが出てもすぐに参加したいという方が見つかる、必要なタイミングで必要な方の受け取れるリトリートの始まりとなった。

 

リトリート DAY1

 

オリエンテーションと依里さんの瞑想から始まったリトリート。

瞑想のプログラムでは、自分が発しているエネルギーを感じ取り、自分のエネルギーと他の人のエネルギーの違いを感じ、それを混ぜる実験も行った。

依里さんのガイドで手のひらを合わせて意識を向けると確かに存在している何か。目には見えないけれど、あたたかくて弾力があるような感触がある。それぞれが自分のエネルギーを感じたところで、隣にいる人とエネルギーを混ぜると自分と人とのエネルギーが混ざり立った時、また別のエネルギーに変化するのを感じて「わあ!」と感嘆が上がる。最後には、その場にいる人全員のエネルギーを感じ、一体感が生まれた。

 

 

場所を変えて次のプログラムは、インドにてヨガを学び、骨盤底筋群に働きかけるヨガを得意とするamiさんによるヨガ。

 

参加者の中には初めてヨガを体験する方もいたが、amiさんの作り出す柔らかい空気感の中、意識を頭から体に向けていく内にそれぞれが自分の居場所へと還っていく姿が見られた。途中、骨盤底筋を鍛えるメニューが入り、メリハリのあるレッスンの終盤ではシャバーサナで完全にリラックスし、セルフハグでそれぞれが自分へ愛を贈った。

 

 

佐々木依里さんによる瞑想のワークショップでは、瞑想の種類や基礎知識などを学ぶ。いくつかの方法での瞑想も行った。二人一組になってのグループワークでは、自分の感情と向き合い、ノンジャッジメントの練習も行った。

 

毎回の食事は、アーユルヴェーダ料理教室の講師であるタミさんがヴィーガンでグルテンフリーの物を用意。シャンティクティの畑で採れたものや地産の野菜とスパイスを使いながらも体には優しい料理は、体の内側から満たされることを感じる。

 

食事のあとは、依里さんによる個人セッションの時間を過ごしたのち、夜の瞑想。瞑想の時間が終わったあとは、深夜まで続いた依里さんの特別レッスン。たくさんのインプットをして、それぞれがいろんなことを感じた一日目のリトリートとなった。

 

 

リトリート DAY2

朝の瞑想から始まった2日目のリトリート。

 

パーマカルチャーの日本での先駆者けんじーによるエコツアー。たくさんの種類の野菜やハーブが育っているガーデンでは、人間も自然の一部であることを強く感じる。

 

インナーワークでは、パッションテストの作成を実施。今の自分にとって大切にしたいことが明確になり、おのずと今することがわかるのがパッションテスト。

 

 

依里さんからのプレゼント、ソイキャンドルを持って。オリエンテーションの時と最後のシェアリングタイムの時の表情や雰囲気が代わり、さらに輝きを増しているみなさん。